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2025.09.01
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AIで面接の不安を減らす!3つの活用法

AIで面接の不安を減らす!3つの活用法

こんにちは。レストランの格付けで有名なミシュランガイドはもともとはタイヤメーカーのミシュランが作ったという話が好きな、ちょうふサポステブログ担当のHです。最初のガイドを作ったのは1900年のパリ万博のときで、「自動車旅行が流行るとタイヤも売れるはず」ということだったらしいです。裏側を知れると面白いですね。

さて、そんなうんちくも教えてくれるAIですが、今回は面接の不安を減らすために使ってみます。

面接の不安にはいろいろな種類がありますが、大きく分けると以下の3種類になると思います。

・コミュニケーションが苦手なので面接での会話が不安
・そもそも面接がどういうものかわからないのが不安
・面接で何を聞かれるかわからないのが不安

今回の記事では、3つ目の「面接で何を聞かれるかわからないのが不安」をAIで解消する方法をご紹介しようと思います。残りの2つについては、アレコレ講座でコミュニケーションについて学んだり(参考記事)、面接対策講座で面接自体について触れてみたり(参考記事)すると良いかもしれません。

>Deep Researchで応募先企業のレポートを作ってもらう
>作ったレポートや募集要項を元に想定質問を作ってもらう
>AIに面接練習の相手をしてもらう

Deep Researchで企業のレポートを作ってもらう

AIに「○○について教えて」などと言って調べものをしている人も多いと思います。ちょうふのAI関連の講座では、検索用AIのPerplexityをよく紹介しています。

今回取り上げるDeep Researchも調べものに役立つ機能ですが、単にAIが自分の知識の中から答えるのでもなく、入力文を元に検索した結果をまとめるだけのものでもありません。質問に回答するにはどのような手順で調べると良いかをAIが考え、その手順に沿って検索や思考を繰り返し、最終的に読みやすいレポートを作るという機能です。

参考までに、ChatGPTのDeep Research機能で作ってもらったGoogleの企業研究レポートの冒頭部分を載せておきます。入力欄の左側にある+ボタンを押すとDeep Researchが選べます。あとはいつもと同様に、企業や業界についてのレポートを作ってほしいと依頼するだけです。

Deep-Researchのスクリーンショット

今回は、全体では1万文字以上の詳細なレポートとなりました。ちなみにこのレポートを作るのに10分ほどかかりました。AIがじっくり考えてくれてるんですね。なお、この機能を使うにはChatGPTの登録ユーザーである必要があります。また、利用プランに応じた回数制限があります。

Google(Google Japan)企業研究レポート

事業内容と企業構造

Googleは、世界最大の検索エンジンを中心に、オンライン広告、クラウドコンピューティング、ソフトウェア、ハードウェアなど多岐にわたる事業を展開するテクノロジー企業です 。2015年に持株会社Alphabet(アルファベット)を設立して企業再編を行い、Google LLCはAlphabet傘下の子会社となりました 。AlphabetはGoogleの他にも自動運転のWaymoや寿命研究のCalicoなど複数の事業(「Other Bets」と総称)を傘下に持つコングロマリット企業です。

「ChatGPTのDeep Research」と書いたように他のAIにも同じような機能があります。たとえば上記のPerplexityや、GoogleのAIであるGeminiには「リサーチ」という機能があるので、使い勝手を比べてみると良いでしょう。AIは自分の肌に合うものを使うのが一番です。

どのAIを使うにせよ、こうやって事前に下調べをしておくことで何を聞かれるかわからない不安は軽減すると思います。

ただし、AIの回答には事実と異なるものが含まれることがあるので(ハルシネーションと言います)、このレポートを最終的な情報として扱うのではなく、レポートに載ったいろいろな参考リンクを読むための入口として使うのが良いと思います。

作ったレポートや募集要項を元に想定質問を作ってもらう

さらに「実際にどういう質問をされるか」をAIに予想しておいてもらうと、より「何を聞かれるかわからない不安」は減ります。

たとえばさっき作ってもらったレポートをもとに、想定質問を作ってもらいましょう。

以下のレポートをもとに、この企業の○○職に応募する場合の想定質問を10個作ってください。一般的なものの他、可能ならばこの企業に特化したものや、その業界ならではのものも入れてください。
========
(ここにレポートをコピペする)

もちろん20個30個と質問を作ってもらうのもありです。相手はAIなのでそこは無茶ぶりしちゃいましょう。回答例も付けてもらうのも良いですね。

さっきの想定質問の回答例もください。

同じようなことを実際の募集要項でやるのも便利です。求人サイトの求人詳細の画面を表示したら、求人の内容全体をコピーしてください。AIに渡すので、細かく選択しなくてもざっくりページ全体をコピーしちゃっても大丈夫です。

以下の募集に応募する場合の想定質問を10個作ってください。一般的なものの他、可能ならばこの企業に特化したものや、その業界ならではのものも入れてください。
========
(ここに募集要項をコピペする)

AIに面接練習の相手をしてもらう

実はこれは簡単で、単に「面接練習の相手をしてください」と言うだけです。AIの方から補足で知りたい情報を確認してくると思うのでそれに答えたら面接練習開始です。思う存分練習して不安を減らしましょう。たとえばChatGPTや、X(旧Twitter)のAIであるGrokなら無料ユーザーでも音声会話ができるので、声に出して練習することもできます。

練習したあとは、

いまの面接練習について、良かったところと悪かったところを教えてください。

と練習についてフィードバックももらいましょう。
もっとシーンを明確にして、以下のようにAIにお願いするのも良いです。

スーパーの品出しのアルバイトに応募してきた人に対して、店長として面接をしてください。
-質問をするのは5回までです。
-質問項目は1回で1個にしてください。

このやり方は「ChatGPTと志望動機を作ろう」というセミナーでお伝えしている方法です。このセミナーではこういった面接対策に使える方法など、志望動機作成以外についてもご紹介しています。また、「AIにキャリアのことを聞いてみよう!」というセミナーでは、ChatGPTやPerplexityの他にも厚生労働省の職業情報サイトjob tagも活用して、AIとキャリアについて対話する方法を学べます。
笑顔の男女のイメージ

というわけで、今回はAIで面接の不安を減らす方法として3つの活用法をご紹介しました。

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