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2023.12.22
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スタッフ紹介【Vol.4】就職氷河期を駆け抜けたIさん

クリームソーダがリフレッシュ!就職氷河期を駆け抜けたIさん
この連載は、あなたが一歩前へ踏み出す情報をちょうふサポステならではの要素を加えてお届けいたします!

こんにちは。「日本へ初めて訪れる外国の方が、日本食を食べてひたすら感動する」という動画を観るのが好きなブログ担当のスタッフSです。🍜🍛🍣
さて、今回はちょうふサポステの爽やか代表Iさんをご紹介いたします!

>就職氷河期、真っただ中での就職活動
>計画的に偶然を楽しむ!?
>好きな言葉は「後悔先に立たず」
>利用者さんに一言!

就職氷河期、真っただ中での就職活動

S:普段は学校関係のお仕事にも従事されているIさん。ここまでに至る経緯を教えていただけませんか?

Iさん:中学生の頃から部屋の模様替えが好きで、雑貨屋巡りをよくしていました。そこからインテリアに興味を持つようになり、建築を学んで住設建材のメーカーで勤務する道へ進みました。

S:Iさんはちょうど就職氷河期の世代でしたよね?

Iさん:はい、当時は不安で頭の中がいっぱいでした。
周りもかなり苦戦していて、大学4年生になっても就職先は決まらず、他の道を模索し始める人、大学に入り直す人、派遣で働き始める人など様々でした。進路が決まっていく人がいる中、先が見えない焦りでとにかくしんどかったです…。

S:私も同世代なので共感する部分が大きいのですが、どのように方向性を絞って行かれましたか?

Iさん:大学2年生の時に「今しかない!」と感じてNGOのスタディーツアーでインドへ。その後もボランティア活動などを通してNPOの仕事にも興味がありましたが、就職氷河期という社会情勢も加わり、専攻していた建築の知識を活かす道と、相当揺れ動いていて。自分の好きなことと、やってみたいこと、今できることについてとことん悩みましたね。

S:実際の就職活動はいかがでしたか?

Iさん:100社応募をして、説明会や面接までこぎつけられるのは良くて20社ほど。第一志望でどんなに思い入れがあっても、縁がない会社には受からないようになっているんですよね。今思えば落とされて納得の結果です。
ただ、当時はそんな心の余裕があるはずもなく、学生支援課で相談をしたのは良かったですね。やっとの思いで住宅関係の会社で内定がもらえた時には…ここまでしんどい思いをして入ったからには頑張ろう!と心が決まりました。

S:現在のサポステでのお仕事に舵を切られるまでにはどんな転機があったのでしょうか?

Iさん:入れ替わりの激しい職場で、新人教育やチームのマネージメントも任されるようになっていた頃、気づけば10年が経過していました。進路について再度考えるようになり、このまま会社のために働き続ける道もあるけれど、もう一度社会のために働く道もあるのでは?と退職を決意しました。でも、その後の具体的な計画は何も決めていなかったんですよ(笑)

S:ちょっと意外なIさんの一面を垣間見れて嬉しいです(笑)

計画的に偶然を楽しむ!?

Iさん:PCの職業訓練校に始まり、チラシ配りや試験監督など単発のアルバイトも色々やりましたね。予定のない平日の昼間に感じたあの所在のなさというか、不安感は今でもよく覚えています。その後、知り合いからの情報をきっかけに、カウンセラーに関わるいくつかの国家資格取得に励み、現在のお仕事に至ります。

S:悩みながらも、アグレッシブに行動し続けたからこそ手にした道ですね。

Iさん:まだまだ先は続きますが、私たちキャリア支援業界ではおなじみ、クランボルツの(計画的偶発性)理論、自分はまさにそうだったなと思います。

S:おー、クランボルツ!ブログでもご紹介できたらと思っていたタイミングでした!

※キャリアの8割は偶然の積み重ねで成り立っていて、行動することで起きる偶然をチャンスと捉えて進むという考え方の理論です。

たしかに自分の周りの様々な職業の人達を見渡しても、はじめからそこを目指していたという人にはあまり会ったことがなく。目の前のことに一生懸命取り組んで気づいたら辿り着いていた…という人がほとんどなのかもしれません。

Iさん:その時は知識や経験、お金がなくて実現できなかったことでも、時間と経験を経てから選択できるようになることはたくさんありますね^^ウサギとクマがこたつでミカンを選んでいる絵

好きな言葉は「後悔先に立たず」

S:好きな言葉(座右の銘など)あればぜひ教えてください!

Iさん:「後悔先に立たず」です。
考えすぎて立ち止まることってあると思うんです。でも気づいていたなら、やればよかったなって。やらずに躊躇して後悔することも多かったので、今やれることを精一杯やりたいと考えるようになりました。

S:Iさんの言葉選びは、潔くて説得力がありますね!
さらに質問で、苦手なことなどはありますか?

Iさん:いっぱいありますよ!昔からあがり症で、特に人前に立つのは大の苦手です。以前の職場の朝礼で、毎回発表の順番が回ってくるのが嫌で嫌で本当に逃げてしまいたかった💦

S:そうなんですか?!そんな気配は微塵も感じさせないIさんですが、克服のために工夫されたことなどあればぜひ教えていただきたい。

Iさん:そんなことないですよー。けっこう準備はするようになりましたね。練習をしておくと不安も減りますし!あとは、どうにかして気をそらします(笑)「緊張しています」と先に宣言してしまうのも面接等では使える技なのでおすすめです。(メモメモ…)

S:好きなことやリフレッシュ方法はありますか?

Iさん:喫茶店でクリームソーダを頼んで一息入れる時間がたまらなく好きですね~。
植物も好きで、ベランダで家族と育てている草花に癒されています。私はどちらかというと愛でる専門ですが(笑)でも少し前に食用のレモンの種を植えたら、ちゃんとかわいい芽が顔を出してきてくれて!最近は水やりの頻度も上がりました!

S:レモンの種、私も植えてみようかな…。黄色い実のなる日が今から楽しみですね!
(写真はIさん撮影:レモンの芽吹き)
Iさんが育てているレモンの芽吹き写真とクリームソーダのイラストイメージ

それでは最後に利用者さんに一言お願いします!

Iさん:気軽に話ができたらいいなと思います。自分のことが見えてくると周りのことも見えてきて、その先のことも見えてくるかもしれません。可能性を引き出すお手伝いが私たちにできることだと思っているので。
自分の持っている可能性を信じて、一緒にチャレンジしてみませんか?


今回のIさんのインタビューはいかがでしたか?
私たち相談員も一人一人背景は違いますが、同じように悩み選択を繰り返して今があります。より身近な感覚を共有し合いながらお話ができたら嬉しいです。また、ちょうふサポステのスタッフは皆、専門知識を持ちながらも、温かな性格の持ち主ばかりです。来年も個性豊かなスタッフをご紹介していく予定ですのでお楽しみに☆
年末年始は体調に気をつけて、新年は元気にお会いしましょう!良いお年をお迎えください。

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