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みなさんこんにちは。ちょうふサポステブログ担当のHです。
前にインタビューで取り上げてもらったことがあるのですが、僕はサポステでお仕事をする前に20年ほどITの業界でエンジニアをやっていました(スタッフ紹介の記事)。
先日、以前一緒に仕事をしていた人たちとごはんを食べました。そのときに「いま初心者がプログラミング言語を勉強するとしたら何がいいと思う?」と聴いてみたところ、おすすめのプログラミング言語を2個教えてもらったのでそのご紹介です。
ご存知のようにIT業界は人手不足なので応募先として検討している人も多いと思います。そういった人たちにこの情報が参考になれば嬉しいです。
【目次】
>おすすめ言語その1:TypeScript
>おすすめ言語その2:Python
>IT業界への適性を知ろう
>おまけ:おすすめの理由をもう少し詳しく
おすすめ言語その1:TypeScript
JavaScriptという、Webブラウザ上で動くプログラミング言語があります。たとえば「メールアドレスの入力欄が空欄だったらその入力欄を赤くする」などの用途に使われます。Webサイトの開発はニーズも高く、使っている人も多いです。
ただこのJavaScriptには少し欠点があります。
JavaScriptはとても気軽に書ける言語なのですが、逆に気軽に書けすぎて、コンピュータに渡す指示が曖昧になってしまうことがあります。そうすると、バグの温床になっちゃうわけですね。
TypeScriptは、JavaScriptをベースに、必要に応じてより厳密に書けるようにした言語です。そのためJavaScriptよりバグが見つけやすく、規模が大きいプロジェクトでも扱いやすくなっています。
使っている人が多いJavaScriptをベースにした「お行儀が良い」言語である点が、初心者におすすめする理由です。
おすすめ言語その2:Python
Python(パイソンと読みます)は特に人気が高い言語です。初心者でも書きやすいシンプルな文法が特徴となっています。
実はPythonの人気はこの10年くらいで急激に高くなりました。これはPythonにはAIなど機械学習の開発に使うツールが充実していて、そういったプロジェクトの開発がしやすいからです。
プログラミング言語の人気は言語の特徴だけではなく、周辺のツールの充実度も影響するんですね。
IT業界への適性を知ろう
冒頭にも書いたとおりいまIT業界は人手不足です。そのため未経験でまったく知識がない人でも応募できる求人が多くありますが、応募前にプログラムを書いてみると自分の適性を知る手がかりになります。
たとえばプログラムを書くときに必要な「論理的な思考」はITエンジニアにとってとても大事です。IT業界の最初の第一歩として多い保守や運用のお仕事では直接プログラムを書くことはほとんどありませんが、それでもやはり「論理的思考」は求められます。
また、プログラムを書いているときには「わからないこと」が必ず出て来ます。そういう場合に「わからないことを調べる能力」が必要になりますが、この「わからないことを調べる能力」もITエンジニアには大事な能力です。というより、これが一番大事な能力かもしれません。
いろんな「理由」を書いてみましたが、単純に、自分で書いたプログラムが動いたときの喜びはとても大きいです。ぜひ、軽い気持ちで挑戦してみてください。自分ひとりではハードルが高いなという人は、ちょうふサポステではもくもく会という自習の会を行っているのでよかったら覗いてみてください(参考記事、申し込みページ)。
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おまけ:おすすめの理由をもう少し詳しく
ここではおまけとして、実際にIT業界を目指している方などへ向けたもう少し詳しい「おすすめする理由」をご紹介します。
まずはTypeScript。
さきほど「もう少し厳密な書き方を必要にする」と書きました。
たとえばプログラミング言語には「型」という仕組みがあります。これはプログラム内で扱うデータについて「これは数字」「これは文字」のように、どの種類のデータを扱うか指定しておくというものです。
TypeScriptは実行する前にJavaScriptに変換をするのですが、その変換のときに「あらかじめ決めた通りの型でプログラムが書かれているか」をチェックします。そうすることで、複数の人がチームで開発するときも、誤解を生むことが少なくなります。
また、TypeScriptはJavaScriptの「スーパーセット」です。「スーパーセット」は聞きなれない言葉だと思いますが、つまり、TypeScriptはJavaScriptの機能を全て含んでいるということです。このためTypeScriptを学ぶとJavaScriptも理解できるようになります。
実際のWeb開発の現場では「古いJavaScriptのプログラムをTypeScript化して安全に動作するように修正する」なんてことも行われています。
続いてPython。
プログラムには「制御構造」というものがあります。これはたとえば「ある数字が3の倍数か3が付く数字の場合は○を表示し、それ以外は×を表示する」のようなものです。条件によって処理が変わるわけですね。
それぞれの「この場合はこういう処理をしてください」という内容を、Pythonではインデントを付けて書くことになっています。つまり処理の内容のレベルが深いものほど、プログラムの文章の頭に多くのスペースが入ることになります。このため、プログラムをぱっと見たときに制御構造がわかり、処理の流れが把握しやすいです。
また、Pythonには「機械学習の開発に使うツールが充実している」と書きました。Pythonが「さっと書けてさっと動かせる」言語であるために、ツール(ライブラリやモジュールと言います)が書きやすくその数も増えたという事情があります。
そういったツールを使うと、少し高度にはなりますが、次のようにAITuberのプログラムも比較的楽に作れます。
「YouTubeのコメントを取得する」→「ChatGPTにそのコメントの返事をしてもらう」→「音声生成ソフトにその返事の音声を作ってもらう(たとえばVOICEVOXでずんだもんに喋ってもらう)」→「その音声をYouTubeで再生する」
すごいですよね。
以上がTypeScriptやPythonを初心者におすすめする理由です。どのプログラミング言語から始めて良いか迷ってしまう場合などに試してみてください。ちなみに実際のプログラマは複数のプログラミング言語を知っていることも多いです。どちらもやってみることで、厳密に書かないといけない言語とさっと書ける言語の両方を身に付けても良いですね。
では最後はIT業界ぽく。
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