こんにちは、Nです!
今日は働く上で大事なお金の話をしたいと思います。
皆さんはお仕事を探す上で、最低賃金を気にしたことはありますか?
そもそも、今お住まいの地域の最低賃金はいくらか、把握しているでしょうか?
かくいう私も一応、東京は把握していたものの・・・日本全国までは抑えておらず。。
先日、ふと地域差がどうなってるのか気になって調べてみました。
思ったよりも地域によって結構バラバラでビックリ。
あんまり意識してなかったなーーと反省です。
せっかくなので今日は、知ってるようであまり知らない最低賃金について深堀ってみたいと思います!
●そもそも最低賃金とは?
まずは最低賃金の定義から抑えておきましょう。
最低賃金とは「使用者が労働者に支払わなければならない賃金の最低額を定めた制度」
のことを言います。
「最低賃金法」という法律で金額が定められています。
都道府県ごとに定められている「地域別最低賃金」はその都道府県で働く全ての労働者に
適用されます!
★時給で表されるので何となくアルバイトやパートなど時給制の雇用形態のみに適用される、と
思いがちですが、月給制の正社員や契約社員にも適用されます。
外国人、年齢、性別にかかわりなく、全ての労働者に適用されるものです。
ちなみに「地域別最低賃金」を下回る金額しか支払わなかった場合、
雇い主には罰金が科されます。
●最低賃金ってどうやって決まるの?
そんな最低賃金がどうやって決まるのかというと・・・
都道府県ごとに設置されている 最低賃金審議会による審議を経て毎年改定されているそうです!
え?? 毎年?と思いませんでした?
まあ審議の結果、改定されない年もあるので、毎年毎年あがるわけではないのですが・・・
少なくとも毎年、改定するかどうか審議されているのです!
ちなみに、一番最近の改定は2024年10月に行われました。
全国の平均時給は2023年度より51円引き上げに。
●気になる地域差
では、その最新の2024年10月の改定後の地域差はどれくらいかというと・・・
上位3県と下位を比べてみましょう!
~上位~
1位 東京都 1,163円
2位 神奈川県 1,162円
3位 大阪府 1,114円
~下位~
47位 秋田県 951円
42位 岩手県 ・沖縄県・高知県・宮崎県・熊本県 952円
1位の東京都と47位の秋田県は何と、212円差。
ちなみにこの差を週3 1日6時間で働いている人の月収で比べてみると
東京の月収:約87,500円
秋田の月収:約71,500円
地域ごとに物価等が異なるので、そこら辺をを考慮して額が決まっているのですが・・・
ここまで地域差が開いているんだとちょっとびっくりしました。
ただ、じゃあ全国一律 東京に合わせよう!! ということになったら
恐らく地方の企業さんが人件費を賄えない、人を雇えない、という状況になると思います。
難しいですね・・・
また、現実的に考えて、いくら時給が高いからって簡単にじゃあ高い地域に引っ越ししよう!という選択肢も考えにくいですよね。
東京は高くて恵まれているのかというと、物価が高いですからね。
家賃の相場は全国の中でも抜きんでて高いですから!!恵まれているとは一概には言えません。
思わず、地域差に心乱されましたが…
今自分の住んでいる地域で自分がどのように生活するか、ということを鑑みることが大事かな、と思います。
●本日のまとめ
大事なのは、まずは自分の地域の最低賃金を知っておくこと!
東京にお住まいの方は、東京だけでなく近隣の神奈川や埼玉も知っておいてもいいですね。
そして時給だけでなく、月収に換算したり、自分の日々の生活費と照らし合わせて検討してみたり。
では、次回は給料の高さと低さ、それぞれに潜んでいるメリットデメリットについて取り上げたいと思います!
次回もお楽しみに。
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