こんにちは。
前回のブログにご紹介した、大ハマり中のTBSドラマ「不適切にもほどがある」を見ていて、
ふと思い出した現在の言葉遣いについての話をしたいと思います！

ちなみに皆さんはグループ魂というバンドをご存じでしょうか？
不適切にもほどがある、でおなじみの阿部サダヲさんがボーカル、脚本の宮藤官九郎さんがギターを
担当しているバンドです。

グループ魂の曲の中に「サ!セ!テ!イタダイテマス」という曲があります。

基本的に歌詞は、「〇〇サセテイタダイテマス」、というフレーズのみ。
〇〇に入るワードが変わります。

例えば、
・お食事サセテ イタダイ テマス
・ご馳走サセテ イタダイテ マス
・良いお付き合い サセテ イタダイテ マス
・役者ヤラセテ イタダイテ マス

などなど。

で、なんでドラマを見ていて、この歌を思い出したかというと、
時代、時代に丁寧なんだけど本来の使い方とは異なる言葉遣いって出てくるな～
今の時代だと「させていただいてます」だな～、という経緯です。

どうですか、皆さん。「させていただく」「させていただいてます」という表現、
普段何気なく使っていないですか？　それも結構な頻度で・・・

私は社内社外のメールのやり取りなど、丁寧な文章を書こうとする時にめちゃくちゃ使ってしまいます。
便利なんですよ！！　絶妙に丁寧な印象を与える文章になるので・・・ついつい。
例えば、「今回〇〇の件につきまして、ご連絡させていただきました」とか。
「〇〇につきましてご報告させていだきます」とか。

厄介なことに、似たような言い回しの「～していただき」という表現もこれまた便利なんですよ！
例えば、「〇〇していただき、誠にありがとうございます」とか。

気付くと文章が「いただき」系だらけになっていることがあります。

そして、これまた厄介なことに、
「させていただく」という表現にはルールがあり、結構な頻度で間違った使われ方をしているという・・・

・・・調べると情報がわんさか出てきます💦

日本語って難しい。
一時期は、「よろしかったでしょうか」という表現も間違っている！違和感ある！とよく言われていましたね。

まあ個人的には間違った使い方でも先方が不快に思わないなら、許容範囲じゃないかな～とは思っています。
でも多用するとやっぱり違和感がにじみ出てしまうんですよね・・・

3年前に「サ!セ!テ!イタダイテマス」の歌を聞いた時は、「あ、私も使ってる・・・」と思って恥ずかしくなりました。
そこからは社用メールを作った際は「いただく」系の表現を多用していないか、
ちゃんとチェックして少し減らすように気を付けています💦

皆さんもぜひ、「サ!セ!テ!イタダイテマス」一度聞いてみてください～
何か気を付けようって気持ちになります(笑)

今日は身近な？ジャパニーズロックからマナーについてゆるッと考えてみました。

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